デリバティブ偏愛家の日記

弱小投資家の相場備忘録

2018/5 第4週 米金利分析

データは25日引け値まで。前回からスワップスプレッドの分析を追加した。詳細は前回の記事を参照されたい。

 

 1.イールドカーブ

縦軸に利回り、横軸が満期までの日数。指定日は前回記事を投稿した時の基準日(5/18)の水準。 

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今週は長期を中心に反落となった。

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2.中期イールド

主要年限(先物が存在する年限)の中期推移。

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3.中期スプレッド

主要年限同士の差分(スプレッド)。計算式は5Y-2Y。

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久々に10-30がワイド化。 

 

4.中期バタフライ

バタフライとは、短い年限と長い年限に買い(売り)、その間にある年限を売る(買う)取引手法で、イールドカーブの形状に注目するもの。「2-5-10」の計算式は以下。「2-5-10」が左軸、「5-10-30」が右軸。

5Y×2 - (2Y + 10Y)

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5.短期イールド変化

100営業日(約5ヶ月)前を基準1として、そこから各主要年限の金利がどう変化したか。

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6.短期10Y vs 5-10

左軸に10Y金利、右軸が5Y-10Yスプレッド。データは過去100営業日分。

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7.長期10Y vs USDJPY

過去1,000営業日の10Y金利(左軸)とUSDJPY(右軸)の推移。

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8.短期10Y vs USDJPY

データは全く上と同じで、期間が100営業日。

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9.短期為替相関

主要年限それぞれと、USDJPYの相関係数の推移。相関係数は前日比を過去20営業日分使って計算。

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10.中期インプライドボラティリティ推移

左軸が10Y金利、右軸がその先物オプションのIV。

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変化に乏しいIV。

 

11.10Yスワップスプレッド推移

左軸が10Y金利(10Y国債利回り)、右軸が10Yスワップスプレッド(10Yスワップ金利 - 10Y国債利回り)。

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12.5Y、10Yスワップスプレッド推移

左軸が5Yスワップスプレッド、右軸が10Yスワップスプレッド。

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総括

 米朝関係が不穏になってきたことや、米株の不調もあって金利は低下。地味ながらも下げの速度としては最近では速い部類なので、ここでVIXや債券のIVまで明確に上ってくるようだと警戒したい動きに。