デリバティブ偏愛家の日記

弱小投資家の相場備忘録

2017/12/13 相場概況

相場概況

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FOMC前に発表された消費者物価指数にて、コア指数が予想対比で低調だったため、先物のショートカバーで米金利が急落。FOMCでは若干ハト派寄りの内容となり、更に金利低下となった。

 

日本株

 東京時間にアラバマ州上院補選で民主党候補が接戦を制し、トランプ政権の先行きが不透明との思惑で一時大きく下げた。FOMCでドル売りとなり、夜間も軟調に推移。

 

日本国債

 東京時間の株の急落で若干買われたが、突っ込むことは無かった。FOMC前後の米金利の大きな動きに対してもほぼ無風。かなり相関が崩れてきた印象。

 

米国株

 消費者物価指数で債券は荒れたが、株は堅調。FOMCも株には悪くない内容で、高値圏で引けた。

 

米国債

 材料として消費者物価指数がそれ程悪い数字であったとは思えないが、FOMC前ギリギリのショートカバーが入った印象。確かにそれまでズルズル売られていたので、FOMC前に先回りして買い戻すのは分からなくもない。先物出来高は、NY時間寄り付きで最近では結構な高水準に。カーブには大した変化は無く、軒並み金利低下。

 

為替

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 米金利に影響され、NY時間からUSD売りが続いた。流石に値幅は大きい。逆にGBPは主役とならず、小動きとなった。 

 

商品

 原油は続落。先日は北海ブレントの対WTIでのアウトパフォームが目立ったが、一旦乖離は縮小傾向。

 金は米金利低下で上昇。久々の大きな反発となった。

 

雑記

 米2Y先物バーティカルベアは、昨晩の指標+FOMCのダブル金利低下パンチで悲しい状況にある。結局10Y先物Long等でのヘッジはしていなかったため、純粋にやられただけ、という感じ。とは言え損失も利益も限定される戦略なので、基本的にはこのまま満期まで保有する方針。

 金ガンマロングはSpotはそこそこ動いたが、IV低下が強烈でGamma分をVegaが完全に吹き飛ばしてしまった。年内最後のイベント通過、かつチャート的にも、ここから下げるより上がる方がレンジ推移となりそう、ということもあってIVが大きく低下している。

 そう言う意味では両者共に「米金利低下」よりも「米金利上昇」の方に大きく賭けたポジションになってしまっていた印象。ポートフォリオ内で上手くリスク方向を相殺できていなかったのは失敗である。