デリバティブ偏愛家の日記

弱小投資家の相場備忘録

2017/12 第1週 米金利分析

データは先週の引け値。ロシア疑惑でかなり動いたので、直近はやや異なる状況なので注意。

 

 1.イールドカーブ

縦軸に利回り、横軸が満期までの日数。指定日は約1ヶ月前の水準。 

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一か月前と比べると10Y辺りを中心にフラットニングが進行。

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2.長期イールド

主要年限(先物が存在する年限)の長期推移。

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短期の緩やかな金利上昇が続くが、やや鈍化?

 

3.中期スプレッド

主要年限同士の差分(スプレッド)。計算式は5Y-2Y。

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4.中期バタフライ

バタフライとは、短い年限と長い年限に買い(売り)、その間にある年限を売る(買う)取引手法で、イールドカーブの形状に注目するもの。「2-5-10」の計算式は以下。「2-5-10」が左軸、「5-10-30」が右軸。

5Y×2 - (2Y + 10Y)

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2-5-10が久々の高水準。

 

5.短期イールド変化

100営業日(約5ヶ月)前を基準1として、そこから各主要年限の金利がどう変化したか。

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全体に動きの鈍い週に。

 

6.短期10Y vs 5-10

左軸に10Y金利、右軸が5Y-10Yスプレッド。データは過去100営業日分。

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フラットニング進み過ぎて全くポジ組めてない。
 

7.長期10Y vs USDJPY

過去1,000営業日の10Y金利(左軸)とUSDJPY(右軸)の推移。

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8.中期10Y vs USDJPY

データは全く上と同じだが、期間が200営業日。

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9.短期10Y vs USDJPY

データは全く上と同じで、期間が100営業日。

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10.短期為替相関

主要年限それぞれと、USDJPYの相関係数の推移。相関係数は前日比を過去20営業日分使って計算。

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相関はやや回復中。

 

総括

金曜にロシア疑惑報道で一気に債券が買われたことで、金利は低下気味。しかしながらこれが誤報であったとの話で、週明けは金利上昇となっている。

2Y債先オプションの流動性はそこそこあった。ぶつくさ言ってないでOTM Put買うかな…何かヘッジで金利低下で利益の出るポジションとセットで組みたいので、微妙に手が出せない状態が続く。