デリバティブ偏愛家の日記

弱小投資家の相場備忘録

2017/10/17 相場概況

相場概況

日本株

 指数(現物)は続伸し、11連騰となった。夜間を含めた先物としては寄り付きが天井でもみ合いの印象。

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10月に入ってからIVは上昇しつつもHVは下落し、両者の乖離は拡大傾向。エネルギーが蓄積される形となっており、今後の動向が注目される。

 

日本国債

 前日の米債安を受けて小幅に下落。20Y入札は無難に終えた。20Yは、金利水準的には今年に入ってからほぼ無変動。今更ながら一瞬0に接近するまでのスピード、そしてそこからの急騰(現物債の急落)は恐ろしい。

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先物は一応上下の方向性だけは米債に追従するが、ほとんどボラが無い状態が続いている。米債先とのポジションバランスが難しい…

 

米国株

 続伸。世界的な株高の中でも、米国株は相対的にも強い。

 

米国債

 米輸入物価指数が予想対比で上振れたことで一時売られたが、結局元の水準に戻った。

 

為替

 USDJPYは米指標で素直に上昇したが、金利が戻っていく中で軟化した。選挙明け25日に満期を迎えるオプションではPutの高さがやや目立つ。既に織り込まれた自民勝利が確定した後の売りを警戒。ドルインデックスは日を通してほぼ一貫して上昇。

 

商品

 原油は52ドル付近でもみ合った後、51.5付近まで下落。金はドルインデックスが上昇する中で下落した。

 

雑記

 昨日IS国の首都ラッカが陥落し、IS国は「事実上崩壊」したのこと。これで9.11から始まった"テロとの戦い"が本当に終わるのかは疑問だが、何だかんだですでに15年以上の歳月が経過しているのに驚く。15年戦争と言えば満州事変から日本の無条件降伏までを指すが、これとほぼ同期間と思うと色々と考えさせられる。

 ポジションに関しては、金が下落してガンマロングが多少利が乗ってきたものの、スプレッドが広いのでもう何往復かしてくれないと厳しい。ただ、こういった「the安全資産」のガンマロングは国際情勢が荒れ始めるとプラスに働くので(逆に「theリスク資産」でも良いが)、気長に持つことが出来るのは助かる。また、債券先物ロングショートアルゴが比較的好調。

 散々あーでもないこーでもないと言っていた選挙後の戦略だが、納得のいく分析結果も出ない上にオプション戦略も微妙なので今回は見送るとする。結局解散報道から今に至るまで株は一切触れていない状況…まあ株は仕事でもあまり触れてなかったから機会損失は目を瞑ろう。