デリバティブ偏愛家の日記

弱小投資家の相場備忘録

2017/10/16 相場概況

相場概況

早朝にはイラク軍がクルド人支配地域にあるキルクークに侵攻、夜間には米朝外交官が今週モスクワで会談の可能性との報道でリスクオン。ただし直後に北朝鮮側が報道を否定する等情報が錯綜。

 

日本株

 10日続伸。Wインバースの受益権総数は過去最高となっており、逆張りも相当な規模で行われている模様。オプションでは22,000円のCallの建玉が大きくなっており、一旦は意識される水準となるか。

 

日本国債

 先週金曜の米債上昇を受けて寄り付き直後は上昇したが、株の続伸や日銀買い入れでの需給の緩みが意識され、後場には下落した。20Y入札を翌日に控え、値幅は小さかった。

 

米国株

 続伸。こうなってくると全く分からん。昔言われていたような、トランプ大統領就任で株売り、というようなシナリオはどこに行ったのだろうか…

www.bloomberg.co.jp

 

米国債

 緩やかに金利上昇。Bundsや米債を見るにJGB先物の反発が鈍いように感じる。米朝外交官会談報道では売られた。

 

為替

 USDJPYは午前こそ上昇したが、午後には軟化。専ら日本株は無視して米金利に左右される展開が続く。夜間には米朝外交官が今週モスクワで会談の可能性、との報道で急伸。初動では米債よりも過敏に反応したことから、為替では北朝鮮リスクを株以上に嫌っている模様。

 

商品

 原油は、イラク軍がクルド人支配地域にあるキルクークに侵攻した影響で、珍しく早朝から0.5ドル上昇して始まった。金は米朝外交官会談のニュースでリスクオンとなり下落した。

 

雑記

 前にも紹介したSAXOのマーケットデータサイトだが、RR(リスクリバーサル)の分析をしたい(この前やると言っておいて放置した件)。

www.tradingfloor.com

注目したいのはサイト下方にあるUSDJPYは25Delta RR(1M)の推移で、10月に入ってからSpotの上昇に対し反落して-1.5%付近にいる。

それに対し、11/9満期の日経オプションの25Delta RRはほぼ0だった。

Call(Strike=21,875 Delta=0.24):IV 15.62%

Put(Strike=20,750 Delta=-0.26):IV 15.54% 

 USDJPYの方は満期が11/17付近になるので、日経オプションとずれるが、為替の方は目先下落の可能性を織り込み、株の方はこれ程上昇してもニュートラルな状態にある。

両者の方向性やRRの乖離が衆院選後にどうなっていくかは注目したい。

ちなみに散々書いておいて結局まだ衆院選後に向けた株+為替混合ポジションは組めていない。体感で株が相対的に割高な印象だが実際どの程度か、ドル建て日経平均等を分析する必要がある。流暢にやっていると選挙が来てしまうが…